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目次

0.本書の目的

ウェブサイトの更新をミスなく漏れなく行うためには、「ドキュメント管理」「データ管理」「更新管理」の3つをしっかりと行うことが重要である。それぞれについて、概要を説明する。

1.ドキュメント管理

クライアントとの間でやりとりする文書や、PM/CDと作業者の間でやりとりする文書を、明示的に、フォーマット等も揃えて作成しておくことが重要である。

クライアントとの間でやりとりする文書

  • 要件定義書(要件を更に具体化したものとして、構成案やデザイン案などもある)
  • 作業スケジュール
  • 見積書

PM/CDと作業者(デザイナー、コーダー、オペレーターなど)の間でやりとりする文書

  • デザイン指示書
  • コーディング指示書
  • 更新依頼書(テスト環境、ステージング環境、本番環境)

※これらは案件の規模や内容により、明示的に作成される場合もあれば作成されない場合もある。ただし明確にしておいた方がミスや漏れを防ぐためには好ましい。

※またこれらは上から下へと「指示/伝達」されるものと考えられがちだが、内容について疑義や問題があれば作業者側から「質問/提案」もすべきものであり、最終的には双方で「合意」できるものとするのが望ましい。

2.データ管理

以下のものを、案件ごとにまとめて管理することが重要である。

元素材

ページ作成の材料となるもので、基本的にはクライアントからいただくもの。

  • 説明文や紹介文などのテキスト要素
  • 写真や商品画像などの画像要素
  • 遷移先をまとめたリンク先情報
  • ページタイトルやでスクリプションなどをまとめたメタ情報

中間生成物

元素材を加工するなどして社内で制作するもので、最終成果物を生み出す直接のもとなるもの。

  • 構成案などをまとめたPPTファイル
  • デザイン案などをまとめたPSDファイル

最終成果物

最終的にサーバーにアップするもの。

  • HTML/CSS/JSなどのテキストファイル
  • JPG/PNGなどの画像ファイル
  • PHPなどのプログラムファイル

3.更新管理(履歴管理、バージョン管理)

テスト環境、ステージング環境、本番環境に、いつどのような修正を加えたかを適切に管理し、問題があるときはバージョンをさかのぼって復元できるようにしておくことは、ウェブサイト更新において重要である。そのためにはバックアップをとると同時に、変更履歴を何らかの形で参照できるようにすることが望ましい。

フルバックアップ

  • 定期的にサイトのフルバックアップをとる。

差分バックアップ

  • ウェブサイトを更新する際は、例えば以下のような手順をとることで、差分のバックアップを都度とっていくことが重要である。
  1. ウェブサイトの更新をするタイミングで、yyyymmdd_{更新内容}というフォルダを作成する。(例:20150615_kiri, 20150701_top など)
  2. 作成したフォルダの下に、「new」と「backup」というフォルダを作成する
  3. backupのフォルダには、更新されるファイルのバックアップを保存する
  4. newのフォルダには、更新するファイルを保存する
  5. フォルダの直下に、更新内容をまとめたExcelファイルを保存する。

変更履歴の管理

  • Excelなどでもよいので、いつに誰がどのような更新を行ったかをまとめておくことは、事故防止につながる。

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Last-modified: 2017-08-03 (木) 11:00:18 (472d)